渡り鳥主夫の今日は何処へ
日本とオーストリアを行き来する「渡り鳥主夫」の渡りと生息地の記録...
祭典終了...
1ヵ月に渡り熱戦が繰り広げられたワールドカップは、イタリアの優勝(4度目)で幕を閉じた。

決勝戦らしい引き締まったいい試合だったが、延長後半フランス代表キャプテン、ジダンが暴力行為で一発退場。熱戦に水を差した。
私も長いことサッカーを見てきたが、あんなに綺麗な頭突きを見たのは初めてだ^^;
優勝のかかった大事な試合。しかも本人の現役最後の試合を、自らの手で台無しにしてしまった。

頭突きをされたイタリアDF、マテラッツィはジダンに対してそれ程執拗なマークをしていたようには見えなかったので、推測だが恐らくジダンに対して何か侮辱的なことを言ったのだろう。でなければジダンもあんなに分かりやすい暴力は行わなかったのではないか。
本人の会見があるかどうか、またこの件についての発言があるかどうか分からないが、いずれにせよ残念だ。

今大会に出場した選手のほとんどは普段ヨーロッパでプレーしているため、前回の日韓大会よりも皆コンディションが良く、どの試合もレベルの高いものとなり、見ている側としてはとても楽しめた。やはりW杯はヨーロッパ開催にかぎる。
しかし次大会は南アフリカ...季節が反対である。
番狂わせが起こるのも良いが、私としてはやはりベストコンディションでの質の高いプレーを見たい。

さて次の大会までは、当たり前だがまだ4年もある^^;
短いようで長い。
しかしオーストリアにいる私にはもっと早くに楽しみがやって来るのだ^^
そう、フットボールファンならご存知、UEFAヨーロッパ選手権が2008年にオーストリア・スイス共催で行われる。
UEFA加盟の50ヶ国(オーストリア、スイス除く)が7グループに分かれて戦う予選は早くも来月、8月16日に開始される。
う〜ん楽しみ^^

と言うわけでW杯は終わってしまいましたが、私は脱力感・無力感は全くないです^^;
ユーロ2008関連のニュースもこのブログでお伝えできればと思います。


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W杯 アジア敗退
昨日の日本に続き、今朝、韓国とサウジアラビアのグループリーグでの敗退が決定した。
グループDのイランも早々と敗退が決まり、アジア代表の4ヶ国全てが決勝トーナメントに進めなかった。

メディアでは早くも2010年、南アフリカ大会での日本の活躍に話題が移っている^^;
まだ出場も決まっていないのに...

今大会、アジアのW杯出場枠は4.5
今回の敗退により、次回この出場枠が4に減らされることはあっても、5に増えることはないであろう。

唯一の救いは、次回からアジア地区で予選を戦うオーストラリアが決勝トーナメントに進出したこと。
初戦の相手は強豪イタリア^^;
順当なら、イタリアが勝つだろうが、4年前に韓国を率いてイタリアに勝利したヒディンク監督。番狂わせを期待したい。
そしてアジア出場枠4.5の維持に貢献して欲しい。

そう、次大会からこのオーストラリアがアジア地区予選に参加する。
これはアジアのレベルの底上げに寄与すると同時に、日本にとってより厳しい地区予選を意味する。

今大会で若い選手を選出しなかったジーコJAPAN。
2010年に向けて世代交代を早急に進めて欲しい。
さもなければ南アフリカ大会出場はないであろう。
2004年の欧州選手権、グループリーグで敗退したドイツと同じ憂き目だけは避けて欲しい。

何はともあれ、これがアジアのレベルである。
ブラジルに完全に子供扱いされた日本代表。
川口のスーパーセーブがなければ、6、7点取られてもおかしくない試合だった。
ブラジル相手に2点差以上で勝てると本気で思っていた人って、本当にいたんだろうか?

番狂わせを期待するのではなく、コンスタントに欧州や南米に引き分け以上の戦績を上げられるようになるのに、あと何年、いや何十年かかるだろう?
自分が生きている間に、そんな日が来て欲しい^^


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W杯 日本での報道って...
16日に帰国してからは、ワールドカップの試合や関連番組は日本で見ているのだが、かなり「???」である。
どの番組を見ても「日本勝てる!」の連呼である。しかも元Jリーガーや監督経験者が、だ。
もちろん勝負事である以上、勝つ可能性はあるし、私も勝って欲しいと思う。

だが、冷静に戦力、実績、経験を対戦国と比較して、日本が勝つ可能性がそれ程高かっただろうか?
オーストラリアの選手は2人を除いて全てヨーロッパでプレーしている。クロアチアはもちろん全員がそうだ。
王国ブラジルでさえ20人がヨーロッパでプレーをしている。
彼らにとってこのドイツ大会は言わばホームゲームである。
日本にもヨーロッパでプレーしている、またはプレー経験のある選手は9人いる。
しかし昨シーズン、コンスタントにスタメンでプレーしたのは中村俊輔のみ。
ヨーロッパでまったく活躍できなかった選手が、Jリーグに復帰して大活躍しているのを見て、いかにJリーグのレベルが低いかが分かる。

日本が「勝てる!」、と信じて疑わない人達の脳裏には、恐らく4年前の日本の活躍が浮かぶのだろう。
しかし前大会は日本のホーム開催であり、対戦国にも最も恵まれたグループに入った。

今日までに全チームが、ちょうど2試合ずつを消化した。
消化した32試合の内、20試合が「ヨーロッパ諸国 vs それ以外の地域の国」であったのだが、この20試合中ヨーロッパのチームが負けたのはわずか4試合である↓

ポーランド vs エクアドル (0:2)
アルゼンチン vs セルビア・モンテネグロ (6:0)
チェコ vs ガーナ (0:2)
ブラジル vs クロアチア (1:0)

長いW杯の歴史において、強豪ひしめく南米諸国の内、ヨーロッパ開催の大会でヨーロッパの国に勝利した国はブラジルとアルゼンチンのみ。
今回エクアドルが新たにその仲間入りを果たした!
それだけサッカーにおいて、ホームの利というのは大きいのである。

というわけで、先日のクロアチア戦の結果に対して私は「よくやった!」という賛辞を送った。
この結果は日本サッカーの歴史において偉大な金字塔であるはずなのに、今のところそのような報道はまったく見られない。
(川淵キャプテンは「よくやった!」と言っていましたが...)

日本のメディアにとっても、W杯はまだ3回目である。
客観的、冷静な報道が少ないのも仕方ないだろう。
次のW杯ではもう少しまともな報道がなされることを期待してやまない。
もちろん日本が出場できればの話だが...


さて、ブラジル戦である。
過去の対戦成績は0勝5敗2分である。
すでに決勝トーナメント出場を決めたブラジルは、メンバーを落としてくるだろう。
それでも、う〜ん...日本の勝利はマイアミの奇跡以上の奇跡が起きない限り無理であろう。
去年のコンフェデのような試合が見れれば、私は本望です^^;


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ワールドカップ クロアチア戦レビュー
先ずは、日本代表に「よくやった!」と賛辞を送りたい。
アウェーのW杯で、歴史的な初勝ち点1を獲得!
しかも相手は開催地ヨーロッパの強豪国、クロアチア。
よくやりました。

ただ...
昨日は勝つチャンスがありましたね^^; 残念...

先発布陣で中盤の選手(小笠原)を1人増やしたことで、前回のオーストラリア戦ではあまりできなかった中盤でのパス回しが増え、そこから多くの シュートを生み出した。前回6本から倍増の12本(クロアチア:16本)。
中田の2本のミドルシュートはきちんと枠へ。流石である。

ディフェンスのマークが甘く危険なシーンも多かったが、前回同様、守護神川口の安定したプレーと、クロアチアのシュートの精度の低さで事なきを得る。PKを止めた前半22分のプレーは、日本のTV局だけでなく、世界中で繰り返し放送されることであろう。
今回勝ち点を獲れたのは、間違えなく川口のお陰である。

後半開始から福西に代えて、稲本を投入。
抜群のポジショニングでクロアチア攻撃陣からボールを奪い、前線へボールを供給。より多くのチャンスを作り出した。

が、しかし...
相変わらずの日本FW陣...
出場FW4人で、シュート数2(高原1、柳沢1)。
特に後半6分の柳沢のシュートは、見ていてテレビの前で固まってしまった...
あれは外す方が難しい^^;
柳沢を寵愛するジーコも流石にこのプレー後に、柳沢を玉田と交代。
ブラジル戦では先発FWを変えてくるかも?

さて今、ブラジル−オーストラリア戦が終了した。結果は順当に2−0、ブラジル勝利。
ヒディンク・マジックもブラジル相手には通用せず。
ブラジルは徐々にエンジンが温まってきたという感じの試合内容であった。

日本の決勝トーナメント進出が実質なくなった今、唯一の楽しみは次のブラジル戦(日本時間23日午前4時)。
日本代表にはこれまでで最高のプレーを見せてもらいたい。


選手採点(10点満点)

位置

背番号 名前 採点 備考
GK 楢崎 正剛 出場なし
12 土肥 洋一 出場なし
23 川口 能活 ナイスセーブ連発!PKセーブは圧巻!
DF 茂庭 照幸 出場なし
駒野 友一 出場なし
宮本 恒靖 4.5 マークのズレ、遅れが多く、PKを与えるファールも。最後まで修正されず、数多くの危険なプレーをクロアチアにさせてしまった。
中田 浩二 出場なし
14 三都主アレサンドロ 5.5 相手右サイド、スルナにサイド突破を数多く許す。攻撃では効果的な突破をいくつも見せる。
19 坪井 慶介 出場なし
21 加地 亮 5.5 効果的な右サイド突破をいくつも見せたが、ラストパスのアイデアがもう少し。次戦に期待。
22 中沢 佑二 5.5 宮本とのポジションのズレがいくつか。高さのある身体を張ったディフェンスは◎
MF 遠藤 保仁 出場なし
中田 英寿 最後まで運動量落ちず攻守に活躍。
小笠原満男 6.5 ミス少なく、日本の攻撃に変化を与えた。
10 中村 俊輔 前回同様、パス、キックの精度が低かった。やはり軸足のケガの影響か?後半は運動量激減。
15 福西 崇史 システムにいまいちマッチしなかった。
17 稲本 潤一 6.5 抜群のポジショニングで相手の攻撃の芽をつむ。前線に効果的な駆け上がりを見せる。
18 小野 伸二 出場なし
FW 高原 直泰 3.5 シュート数1。特にコメントすることはない。
11 巻 誠一郎 出場なし
13 柳沢 敦 シュート数1。本日のA級戦犯。あのシュートは外す方が難しい...(後半6分)
16 大黒 将志 未採点(出場時間6分)。後半40分、高原と交代出場。
20 玉田 圭司 4.5 後半16分、柳沢と交代出場。シュート数ゼロ。目立った活躍なし。ドリブルで勝負をして欲しいときにもやはりパス...(後半33分のプレー)


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う〜ん...W杯オーストラリア戦...
ワールドカップ、オーストラリア vs 日本戦終了...
結果はご存知の通り3 − 1、日本代表、初戦を勝利で飾れずT T
実に日本らしい負け方で、腹も立たない...

前半25分に俊輔のゴールで先制したものの、見ていて全く勝てる気のしない試合だった。
2点目を取りに行くという勢いが全く感じられなかった。
カウンターからの速攻はいくつもあったがシュートで終われない。
日本のシュート数はわずか6(枠内は2)...
対するオーストラリアは20(枠内は12)である。
数字だけ見ても、この結果は順当だ。

右サイド駒野はいい突破をいくつもしたが、クロスが単調で、しかも受け手のポジショニングも悪い。
誰かを狙ってクロスを上げているとは思えないほど無意味なクロスばかりだった。
後半30分くらいだったと思うが、駒野が右サイドでボールを持った時、ペナルティーラインやや内側で中田が"どフリー"だったが、駒野のクロスはだたゴールラインを割る...
5月30日のドイツ戦と同じチームとは思えない内容。

不甲斐ない攻撃陣に比べ、ディフェンス陣は良く頑張った。
何度も好セーブをした川口をはじめ、DF陣は少ないファールでよく絶えた。
しかし後半39分、豪のロング・スローを川口が飛び出し過ぎた上、処理ミス。こぼれ球をMFケイヒルに決められる。
W杯ではワンミスでやられるという良い例だった。

この失点後はいつものように、ディフェンス崩壊
DFとMFの間にスペースが出来て、5分後そのスペースからケイヒルにフリーで打たせてしまい、2点目を取られる。
1点リードされ、DF茂庭にかえてFW大黒投入。しかしすぐに3失点目(アロイージ)。まぁこの失点は仕方がないにしても、2失点目はいつもの悪い癖だ。

いや〜しかし、ヒディンク監督はかなりの勝負師である。
日本が最初に失点した後半39分、豪には4人のFWがピッチ上いた。
先発のビドゥカ、キューウェル。
後半15分、DFムーアに代わって投入されたケネディ。
後半29分、MFウィルクシャーに代わって投入されたアロイージの4人だ。
「攻める」という意図がハッキリしている。

しかも交代選手が悉く結果を残している。
後半7分に投入されたMFケイヒルが2得点。アロイージがとどめの3点目。
ヒディンク・マジック恐るべし。

これに対してジーコ監督は、後半33分、柳沢に代えて小野投入。
つまり守備のバランスを崩さず、2点目を取りに行ったわけだ。
しかしこの交代は功を奏せず、6分間に3失点...

残念だが、これで決勝トーナメント進出は限りなくゼロに近くなった。
いや、まだゼロではない...希望を持ちましょう...

さて、日本の決勝トーナメント進出のシナリオは...
ブラジルを中心に考えると分かりやすいので、以下のようにまとめました。
先ず、日本がブラジルに勝つという条件は、現実的でないので取りあえず外しましょう^^;
さらにブラジルは勝つか引分けるかという条件のみです。

■シナリオ1
ブラジル3勝の場合。
日本はクロアチアに勝ち、クロアチアがオーストラリアに勝ち、さらに得失点差で日本はクロアチア、オーストラリアを上回る必要がある。

■シナリオ2
ブラジルがクロアチア、オーストラリアに勝ち、日本にドローの場合。
日本はクロアチアに勝ち、クロアチアがオーストラリアに勝つことが条件となる...

■シナリオ3
ブラジルがクロアチア、日本とドロー、オーストラリアに勝った場合。
日本はクロアチアに勝ち、オーストラリアvsクロアチアはドロー。
さらに日本は得失点差でオーストラリアを上回る必要がある。

■シナリオ4
ブラジルがオーストラリア、日本とドロー、クロアチアに勝った場合。
日本はクロアチアに勝ち、オーストラリアがクロアチアに負ける。
さらに日本は得失点差でオーストラリアを上回る必要がある。

■シナリオ5
ブラジルが3分けの場合。
日本はクロアチアに勝ち、オーストラリアがクロアチアに勝つ。
オーストラリア一位通過、ブラジル予選敗退。ありえねぇ^^;

■シナリオ6
ブラジルが3分けの場合
日本はクロアチアに勝ち、クロアチアがオーストラリアに勝つ。
日本は得失点差で2位まで入る必要がある。
この場合もブラジル予選敗退w

まだグループFで1試合が終わっただけなので、色んなパターンが考えられるが、一番ありえるのはシナリオ1か?
ブラジルが2勝した後、3戦目の日本戦で流してくれればシナリオ2もありか?
いずれにせよ、18日のクロアチア戦は絶対勝たなければ、日本の決勝トーナメント進出はない。


選手採点(10点満点)

位置

背番号 名前 採点 備考
GK 楢崎 正剛 未出場
12 土肥 洋一 未出場
23 川口 能活 ナイスセーブ連発、さすが日本の守護神。しかし1失点目はハイボールの処理ミスから。
DF 茂庭 照幸 急な出場だったが無難にプレー。YCは記念^^;
駒野 友一 右サイド突破までは良かったが、クロスの精度、アイデアに難あり。
宮本 恒靖 少ないファールで豪攻撃陣を良く抑えたが、失点後の建て直しならず。
中田 浩二 未出場
14 三都主アレサンドロ 4.5 前半はいくつかチャンスを作ったが、後半はほとんど目立った活躍なし。
19 坪井 慶介 5.5 ファールゼロで豪攻撃陣を良く抑えた。ケガの状態が気になる。
21 加地  亮 未出場
22 中沢 佑二 5.5 少ないファールで豪攻撃陣を良く抑えたが...
MF 遠藤 保仁 未出場
中田 英寿 4.5 タッチライン、ゴールラインを割るパスが多すぎ。
小笠原満男 未出場
10 中村 俊輔 得点を決めたループは素晴らしかったが、それ以外はらしくない精度を欠いたパスが多かった。
15 福西 崇史 5.5 攻守に貢献。2列目から効果的な飛び出しで、惜しいミドルシュート2本。次戦に期待。
17 稲本 潤一 未出場
18 小野 伸二 未採点(出場時間12分)。後半42分、福西へのラストパスは見事。
FW 高原 直泰 シュート数1...シュートまでの動きは良かったが、シュート自体はダフっている...遅延行為で余計なYC...
11 巻 誠一郎 未出場
13 柳沢 敦 3.5 シュート数2。高原と良いコンビネーションをいくつか見せたが...
16 大黒 将志 未採点(出場時間1分)
20 玉田 圭司 未出場


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